斉藤里恵の経歴や学歴が異色すぎた!高校中退から銀座No.1「筆談ホステス」へ!

聴覚障害を持ちながら、銀座のナンバーワンホステスにまで上り詰めた斉藤里恵さん。

その波乱の人生と接客の哲学をつづった著書『筆談ホステス』はたちまちベストセラーとなっています。

そこから彼女は「作家」や「政治家」としても活躍の場を広げています。

今回は、そんな彼女の波乱万丈な人生(経歴や学歴)について辿っていきたいと思います。

目次

斉藤里恵の学歴は?「青森一の不良娘」と呼ばれるように

斉藤里恵さんは、青森県青森市で生まれて、小学校と中学校は「特別支援学校」などには行かず、普通の学校の普通学級で過ごしていました。

それはご両親の方針だったそうです。

中学時代は、友達と遊ぶのが楽しくなって、ちょっと夜遊びなんかもしていたみたいですね。

青森一の不良娘」と言われるくらい、自由奔放な学生生活を送っていたそうですよ

高校は「東奥学園高等学校」という私立の共学校に進学。

実はあまり気乗りせずに進学したそうで、学校もあまり楽しくなかったと語っています。

段々と学校に行かなくなり、最終的には高校を中退しています

高校を辞めた後は、洋服が大好きだったので、アパレルショップでアルバイトを始めて、接客の楽しさを知ったそうです。

ちなみに、大学には進学していません

中学時代|「青森一の不良娘」と呼ばれる

斉藤里恵さんは、「青森市立油川中学校」に通っていました。

小学校の時からずっと普通学級に通っていて、中学生になってからも特別支援のクラスではなく、一般のクラスで過ごしていたようです。

中学生の頃、斉藤さんのご両親はすごく厳しく、「門限は18時」と決められていたそうです。

友達と遊ぶのがとても楽しくなってきて、だんだん門限を破ることが増えていきました。

そうして、やがて夜遊びもするようになったのだとか。

この頃は、反抗期もあって自由奔放に過ごしていたため、「青森一の不良娘」なんて呼ばれていたというエピソードもあります

また、中学時代からちょっと悪さもしていたらしく、のちに「万引き」などがあったことも彼女自身が明かしています。 

高校時代|“ヤンキー”っぽい生活

斉藤里恵さんは、青森県の私立高校・「東奥学園高校」に進学しています。

高校にはあまり乗り気ではなくて、本当はファッションとか洋服が好きだったから、服飾の専門学校に行きたかったそう。

しかし、担任の先生にすごく反対されて、「とりあえず高校には行っておいたほうがいい」と説得されて進学しています。

高校自体は、制服がかわいかったし、新しい友達もできて最初は少しだけ楽しみな気持ちがあったそう。

しかし、内心では「自分が本当に行きたい学校じゃない」とずっと感じていたみたいで、やはり気持ちが乗らなかったようですね。

それで、だんだん授業を抜け出して遊び歩くようになっちゃったとか

あと、高校生になってからも中学と同じように、親が厳しかったこともあって反抗的な気持ちが強くなり、いわゆる“ヤンキー”っぽい生活を送っていたそうです。

お酒やタバコに手を出したり、万引きで捕まった経験も彼女自ら明かしています

高校中退から接客業へ|「万引き」がきっかけに

斉藤里恵さんは高校時代、いわゆる“ヤンキー”と呼ばれたやんちゃな時期があり、その頃に万引きをしたことがあると明かしています

具体的には、洋品店で万引きをして見つかり、店のバックヤードで警察を待つという状況になったそう。

しかし、その店のオーナーはただ叱るだけでなく、「うちでアルバイトをしてみないか」と斉藤さんに声をかけたそうです。

この出来事がきっかけとなり、斉藤さんはその洋品店で働き始めます。

【学歴まとめ表】

学校種別学校名備考
中学校青森市立油川中学校普通学級で卒業
高等学校東奥学園高等学校私立校、コースは不明、中退
大学進学せず

斉藤里恵の経歴は?異色すぎる過去が話題に!

高校中退後、19歳で水商売の世界に入り、23歳で上京して銀座の高級クラブで“筆談”を使った接客を始め、ナンバーワンホステスに上り詰めます。

2009年には、自分の体験をまとめた本『筆談ホステス』を出版してベストセラーに

その後、シングルマザーになり、2015年に東京都北区議会議員、2021年は都議会議員として活躍されています。

現在は参議院選挙にもチャレンジするなど、作家・政治家としても注目されています。

【経歴まとめ表】

年代主な出来事
2003年頃〜高校中退後、地元の洋品店でアルバイトを始め、接客の楽しさに目覚める
エステティックサロン勤務など、接客業を経験
2007年単身で上京し、銀座の高級クラブでホステスとして働き始める
2009年筆談ホステス』を出版しベストセラーに。のちにドラマ化され話題となる
2010年シングルマザーとなり、女児を出産
2015年東京都北区議会議員選挙でトップ当選、政治活動をスタート
2019年参議院選挙(比例区・旧立憲民主党公認)に出馬するも落選
2021年東京都議会議員選挙(大田区)で当選
2025年自民党比例代表候補として参議院議員選挙に挑戦予

銀座No.1「筆談ホステス」へ!|「青森一の不良娘」から「銀座No.1」へ

斉藤里恵さんは、「青森一の不良娘」なんて呼ばれるほど、やんちゃな学生時代を過ごしていました。

酒やタバコ、万引きなんかも経験していて、高校も中退しています。

そんな中、万引きがきっかけで洋品店のオーナーさんに「うちでアルバイトをしてみないか」と声をかけられ、接客業の楽しさに目覚めることに。

その後、19歳で水商売の道に入り、いろんなお店で働くなかで、「自分でもっと挑戦したい」と思い、22歳ごろに上京。銀座の高級クラブLe Jardin」でホステスとして働き始めます

耳が聞こえない斉藤さんは、お客さんとのコミュニケーションをすべて「筆談」でやりました。

最初はお客様も戸惑ったものの、斉藤さんはメモ帳(愛用はRHODIA)を使い、美しい字と気持ちを込めたやりとりを続けました。

ビジネス書や新聞なども読み込んで、お客さんがどんな話をしたいか、どんな悩みを持っているかを一生懸命考えながら接客したようです。

結果的に、だんだんと「斉藤さんと話したい!」という常連客が増え、ついには銀座No.1ホステスにまで上り詰めました。

ベストセラー作家として|北川景子主演でドラマ化も!

斉藤里恵さんは、自身の経験をつづった『筆談ホステス』という本を出して、これが大きな話題になりました。

耳が聞こえないというハンディを持ちながらも、銀座の高級クラブでNo.1ホステスにまでなった実話を、リアルにそして前向きに描いています。

この『筆談ホステス』は出版されるとあっという間にベストセラーとなり、多くの人に勇気を与えました。

その人気から、なんとテレビドラマにもなりました!

主演はあの有名女優・北川景子さん。

北川景子さんが、斉藤里恵さんを演じて、実際に「筆談」で接客をするシーンなども丁寧に再現されていました。

政治家への転身と現在|都議会議員から参議院議員へ挑戦!

最初は東京都北区の区議会議員の選挙にチャレンジして、トップ当選したのが2015年。

それまでは「筆談ホステス」として有名でしたが、自分のような障害がある人でももっと暮らしやすい社会を作りたいという思いで政治の世界へ飛び込んだようです。

実際に議員になってからは、障害者のバリアフリー女性・ひとり親支援など、当事者の立場を活かした政策に力を入れています。

2019年には参議院議員選挙にも(立憲民主党から)挑戦しましたが、この時は残念ながら落選。

その後もあきらめずにチャレンジを続けて、2021年には今度は東京都議会議員選挙(大田区選出)で当選!

議会では音声認識ソフトを使って発言したり、実際に自分で体験したことをもとに政策提案したりと、ユニークな存在として注目されました。

そしていま、2025年参議院議員選挙で、自民党の比例代表候補として国政に再びチャレンジしています。

斉藤里恵のプロフィール

【プロフィール】
本名:斉藤里恵(さいとう りえ)
生年月日:1984年2月3日(41歳)
出身地:青森県青森市油川
最終学歴:青森市立油川中学校卒業、東奥学園高等学校中退
現職:東京都議会議員(大田区選出)
所属政党:自由民主党(2025年6月より)
代表作:『筆談ホステス』(2009年)

まとめ

斉藤里恵さんの経歴や学歴、本当にびっくりするくらい波乱万丈ですよね!

高校を途中で辞めてからというもの、普通だったらなかなか芽が出ないことも多いですが、彼女はそこから銀座のNo.1ホステスにまで登りつめています。

しかも耳が聞こえない“筆談”というスタイルで。

誰もやったことのない接客を確立していったのだから、本当にすごい挑戦ですよね!

また、彼女の著書『筆談ホステス』がベストセラーになり、テレビドラマにもなって、世の中から注目もされています。

そして今度はシングルマザーとして子育てしながら、区議や都議として政治の世界に挑戦していく姿…。もう、生き方がカッコいいですね。

学歴や障害で自分の可能性を狭めるのではなく、「自分にしかできないこと」を強みにして次々新しい道を切り拓いていくその生き方は、思わず応援したくなリます。

これからもたくさんの人に元気や勇気を与えてくれると感じています。

斉藤里恵さんの今後の活動に期待しています。

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