2025年の参議院選挙でれいわ新選組から比例代表として立候補し、注目を集めている池沢理美さん。
漫画家として41年のキャリアを持ち、少女漫画を中心に数々の作品を世に送り出してきました。
『ぐるぐるポンちゃん』で講談社漫画賞を受賞するなど、その温かみのある作風で多くの読者に親しまれています。
そして現在、消費税・インボイス制度の廃止や若いアーティストの支援を掲げて、漫画家としてのキャリアを活かし、新たな挑戦に踏み出す池沢さんの動向が話題となっています。
今回はそんな池沢理美さんの学歴や経歴についてご紹介していきたいと思います。
池沢理美の学歴
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池沢さんは、東京都大田区出身の「漫画家」で、「美術」と「文芸」の分野で専門的な教育を受けてきました。
高校は「日本大学鶴ヶ丘高等学校」(美術科)を卒業しており、ここで基礎的な美術教育を修めています。
その後、「日本大学芸術学部」(文芸学科)に進学し、1984年に卒業しました。
芸術学部文芸学科では、文学や創作に関する専門的な知識や技術を学び、これが後の漫画家としての活動に大きく生かされることになります。
このように、池沢さんは美術と文芸の両面での学歴を持ち、創作活動の基盤を築いてきたことが特徴です。
【学歴まとめ表】
学校名 | 学科・専攻 | 卒業年 |
---|---|---|
日本大学鶴ヶ丘高等学校 | 美術科 | 1980年 |
日本大学芸術学部 | 文芸学科 | 1984年 |
高校時代「日本大学鶴ヶ丘高等学校」

(引用元:日本大学鶴ヶ丘高等学校「高校情報ステーション」)
池沢さんの高校時代は「日本大学鶴ヶ丘高等学校」(美術科)に在籍していました。
この学校の美術科では、デッサンや絵画、デザインなど幅広い美術の基礎を学ぶことができ、将来のクリエイティブな活動の土台を築く環境が整っています。
池沢さんもここで本格的な美術教育を受けて、「絵を描く力」や「表現力」を磨いてきたようです。
美術を学ぶ環境では、同じ志を持つ仲間と切磋琢磨する中で、多様な価値観や社会への関心も育まれました。
こうした経験は、池沢理美が社会問題や人間関係をテーマにした作品を描くうえで大きな影響を与えています。
高校卒業後は日本大学芸術学部文芸学科に進学しており、高校時代から芸術分野への強い関心と意欲を持っていたことがうかがえます
また、高校時代に芸術を通して自己表現や社会とのつながりを意識したことが、後年の政治活動にもつながっていると考えられます。
芸術家としての視点や、表現を通じて社会に働きかける姿勢は、高校時代の学びや経験が根底にあると言えるでしょう。

高校時代から絵を描くことが本当に好きだったようですね!
大学時代「日本大学芸術学部」
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(引用元:日本大学芸術学部ームページより)
池沢さんは「日本大学芸術学部」(文芸学科)に進学し、大学時代を過ごしていました。
この学部は、文学や創作、芸術全般に関する専門的な知識と技術を学ぶ環境が整っており、池沢さんもここで表現力や創作力をさらに深めていきました。
大学時代には、同じ日本大学芸術学部のサークル「熱血漫画根性会」に所属し、漫画制作に打ち込んでいたことが知られています。
調べてみると、熱血漫画根性会では部員全員がオリジナル漫画を制作し、年に複数回、部誌「ミラージュ」を発行しているようです。
文化祭では「似顔絵屋台」を出店するなど、学内外での発表の場も多く設けられているようですね。
また、現役部員の中には、すでに週刊誌に漫画が掲載されるなどの実績を持つ者もおり、実力派が集うサークルとして知られています。
OBには『名探偵コナン』の作者・青山剛昌氏など著名な漫画家も在籍していたそうですよ!



過去の在籍者を見ていると、池沢さんの大物感が漂いますね…。
学年や学科を超えた交流が盛んで、池沢さんも漫画制作を通じて創造力や協調性、自主性を養っていたと考えられます。
このサークル活動は、同じ志を持つ仲間たちと切磋琢磨しながら作品づくりに励む貴重な経験となり、後の漫画家としてのキャリアに大きな影響を与えているようです。
また、学生時代の友人たちとの交流は現在も続いており、彼女自身がSNSで「学生時代の女子友が集まってくれて、チラシに証紙を貼ってくれました」と感謝の気持ちを述べていることからも、大学時代に築いた人間関係が今も大切な支えとなっていることがうかがえますね。
(学生時代の女子友への感謝の投稿⬇︎⬇︎)
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(引用元:池沢理美「X」より)
このように、池沢さんの大学時代は、「文芸や芸術の専門的な学び」と、漫画サークルでの「実践的な創作活動」、そして「仲間との深い絆」に彩られた、非常に充実した時期だったといえます。
池沢理美の経歴
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池沢さんは東京都大田区出身の漫画家です。
1984年、『ガラスの波にささやいて』で第27回フレンドなかよし新人漫画賞・佳作を受賞し、漫画家としてデビューしています。
それ以降、少女漫画を中心に数多くの作品を発表し、2000年には代表作『ぐるぐるポンちゃん』で第24回講談社漫画賞を受賞しています。
漫画家としての活動は40年以上にわたり、恋愛や人間関係をテーマにした『オセロ。』『憑いてますか』など、多様なジャンルで人気作を生み出してきました。
歴史や伝記を題材にした学習漫画の制作にも携わっています。



多様な作品を手掛けていて、想像力が高いですね!
また、池沢さんは60~70年代の洋楽を中心に演奏するカバーバンド「名前のないBAND」でボーカルを担当するなど、音楽活動も行ってきました。
私生活では、ロックバンド「THE GOOD-BYE」のベーシスト・ボーカルであった加賀八郎と結婚し、夫の闘病生活を支えた経験をもとにしたエッセイ漫画も発表しています。
2025年には、れいわ新選組から第27回参議院議員通常選挙・全国比例区に立候補を表明し、消費税・インボイス制度の廃止や若手クリエイター支援などを訴える政治活動にも取り組んでいます。
【経歴まとめ表】
年代 | 経歴・出来事 |
---|---|
1962年 | 東京都大田区に生まれる |
1984年 | 『ガラスの波にささやいて』で第27回フレンドなかよし新人漫画賞・佳作を受賞しデビュー |
2000年 | 『ぐるぐるポンちゃん』で第24回講談社漫画賞を受賞 |
2000年代 | 『オセロ。』など複数の人気作を発表 |
2000年代~ | 60~70年代洋楽中心のカバーバンド「名前のないBAND」でボーカルを担当し音楽活動も行う |
2025年 | れいわ新選組から第27回参議院議員通常選挙・全国比例区に立候補を表明 |
漫画家としての活動


(引用元:Palcy)
池沢さんは、1984年に『ガラスの波にささやいて』で第27回フレンドなかよし新人漫画賞・佳作を受賞し、漫画家としてデビューしました。
それからは、少女漫画を中心に多くの作品を発表し、2000年には代表作『ぐるぐるポンちゃん』で第24回講談社漫画賞を受賞しています。
彼女の作風は、恋愛や人間関係、家族の絆などをテーマに、温かみのあるストーリーと親しみやすい絵柄が特徴的で有名です。
主な連載作には『憑いてますか』『オセロ。』『アクマで純愛』『女の敵は女』『かっとびニューヨーカー』『見エスギチャッテコマルノ』『天使のフェロモン』などがあり、幅広い世代の読者に支持されています。
【主な作品】
また、実体験をもとにしたエッセイコミック『はっちゃん、またね 多発性骨髄腫とともに生きた夫婦の1094日』では、亡き夫・加賀八郎との闘病生活を描き、多くの共感と感動を呼んだ話題作となったようです。
さらに、講談社学習まんが『日本の歴史』や『紫式部』など、歴史や伝記を題材にした作品も手がけています。
また、ネットウォーカー時代の友人や実生活の人物を作品中に登場させるなど、現実と創作を巧みに結びつける点も彼女の特徴です。



人生で一度は、自分が漫画の世界で登場してるのを見てみたいものですね!
ちなみに、娘の「佐伯よしはる」さんも漫画家として活動しており、池沢理美さんの創作への情熱は次世代にも受け継がれているようです。
音楽家(ボーカル)としての活動


(引用元:日刊スポーツ)
芸術活動にとどまらず、池沢さんは音楽活動にも積極的で、60~70年代の洋楽を中心としたカバーバンド「名前のないBAND」でボーカルを担当するなど、多才な一面を持っています。
このバンドは、誰もが知っている往年の名曲をレパートリーとし、池沢さん自身がステージで歌声を披露するなど、漫画家とは異なる一面を見せています。
また、2025年には「子供ばんど」の元ベーシスト勝誠二とともに新たな音楽ユニット「ザーカツ」を結成し、東京・中目黒のライブハウスでデビューライブを開催したようです。
ライブでは「愛と平和を歌おうか」などオリジナル曲を含む全15曲を熱唱し、音楽家としての存在感を示しています。
私生活では、ロックバンド「THE GOOD-BYE」のベーシスト・ボーカルであった加賀八郎と結婚し、夫の闘病生活を支えた経験をもとにエッセイ漫画も発表しています。
このように池沢理美は、漫画家としてだけでなく、バンドのボーカリストや音楽ユニットのメンバーとしても幅広く活動しており、創作表現の幅を音楽にも広げています
政治家へ挑戦
池沢さんは、2025年の第27回参議院議員選挙において、れいわ新選組の比例代表(全国区)公認候補として政治家への挑戦を始めました。
漫画家として41年のキャリアを持つ彼女は、これまで『ぐるぐるポンちゃん』など数々のヒット作を生み出し、創作の現場で長年活動してきましたが、今回初めて本格的に政治の世界へ踏み出しています。



漫画家として40年以上のキャリアが、政治にどこまで影響を与えてくれるか注目ですね!
池沢さんが政治家を志した大きな理由は、消費税やインボイス制度が若手クリエイターやアーティストの活動を圧迫し、日本のコンテンツ文化の未来を脅かしているという強い危機感があったからだと述べています。
彼女は「消費税・インボイス制度は廃止すべき」と主張し、「このままでは将来有望な新人漫画家やアーティストの卵たちが廃業に追い込まれる」「日本が世界に誇るコンテンツ文化が衰退する」と危機感を示しています。
また、池沢さんは自らを「政治活動ド素人」と語りながらも、「現場で感じてきた危機感を黙って見過ごすことはできない」と語り、表現者や若い世代の未来を守るために立候補を決意したようです。
れいわ新選組の「消費税廃止」などの政策に強く共感し、表現の自由や文化の多様性を守るため、現場の声を国政に届けることを目指しています。
このように、池沢さんの政治家への挑戦は、「漫画家としての経験」と「現場感覚」を生かし、日本の文化や表現の未来を守るための強い使命感に基づくものと考えられます。
池沢理美のプロフィール


(引用元:「れいわ新選組」HPより)
名前:池沢 理美(いけざわ さとみ)
生年月日:1962年3月18日(63歳)
出身:地東京都大田区
血液型:A型
配偶者:故・加賀八郎(THE GOOD-BYE ベーシスト・ボーカル)
学歴:日本大学鶴ヶ丘高等学校 美術科卒業 日本大学芸術学部 文芸学科卒業
職業:漫画家・イラストレーター
デビュー:1984年『ガラスの波にささやいて』(第27回フレンドなかよし新人漫画賞・佳作受賞)
代表作:『ぐるぐるポンちゃん』『憑いてますか』『オセロ。』『はっちゃん、またね』
受賞歴:2000年 第24回講談社漫画賞(『ぐるぐるポンちゃん』)
音楽活動:「名前のないBAND」ボーカル
政治活動:2025年 れいわ新選組より参議院議員選挙・全国比例区に立候補
まとめ
池沢理美さんは、漫画家としての確固たる地位を築きながら、音楽家、イラストレーター、そして現在は政治家候補としても活動する多才なクリエイターです。
池沢さんは東京都大田区出身で、高校は「日本大学鶴ヶ丘高等学校」(美術科)を卒業しました。
その後、「日本大学芸術学部」(文芸学科)に進学し、1984年に卒業しています。
美術と文芸の両分野で専門的な教育を受けたことが、彼女の創作活動の基礎となっています。
1984年には『ガラスの波にささやいて』で第27回フレンドなかよし新人漫画賞・佳作を受賞し、漫画家としてデビュー。
それからは『ぐるぐるポンちゃん』をはじめとする多数の作品を発表し、2000年には同作で第24回講談社漫画賞を受賞するなど、少女漫画界で高い評価を得てきました。
また注目すべき点として、60~70年代の洋楽を中心に演奏するカバーバンド「名前のないBAND」でボーカルを務めるなど、音楽活動も行っています。
そして2025年現在、れいわ新選組から第27回参議院議員通常選挙・全国比例区に立候補し、消費税・インボイス制度の廃止や若手クリエイター支援を訴えるなど、政治の分野にも活動の幅を広げています。
このように池沢さんは、美術・文芸の専門教育を受けたのち、漫画家として40年以上のキャリアを経て活躍し、音楽や社会活動、そして政治分野にも挑戦するなど、多彩なキャリアを築いています。
彼女の人生は多くの人々に感動と勇気を与え続けています。
これからも彼女の多面的な活動から目が離せませんね。
今後の活動に期待です!