最近、東京都議会議員の中でも注目を集めている「しのはらりか(篠原里佳)」さん。
東京大学卒業後、民間企業で豊富な経験を持つなど、多彩なキャリアを経て政界入りした今話題の女性政治家です。
東京大学法学部卒業という高い学歴に加えて、鉄道会社や大手広告代理店での多様な実務経験を持っており、実力派の政治家として注目を集めています。
今回はそんな「しのはらりか(篠原里佳)」さんの学歴や経歴についてまとめてみました。
しのはらりか(篠原里佳)の学歴

(引用元:しのはらりか「X」より)
1990年に福岡県福岡市で生まれ、小学校卒業まで福岡市で過ごしています。
その後、首都圏の難関校として知られる桜蔭中学校に進学し、同校の高等学校も卒業しています。
2009年には東京大学文科I類に入学し、法学部に進学。2013年に東京大学法学部を卒業しました。
大学時代は、憲法や行政法、特に社会保障法に強い関心を持っており、「子どもの権利と福祉」をテーマにゼミ活動や卒業論文に取り組んでいたようです。
卒業論文では「日本の児童福祉政策の課題と展望」を執筆し、法的思考力や政策立案の基礎を身につけていました。
このように、篠原さんは福岡市の小学校を卒業後、桜蔭中学・高等学校、そして東京大学法学部という、日本でもトップレベルの学歴を持っています。
【学歴まとめ表】
学歴区分 | 学校名 | 備考 |
---|---|---|
小学校 | (福岡市内・校名非公表) | 福岡市で小学校卒業 |
中学校 | 桜蔭中学校 | 首都圏の難関中学校 |
高等学校 | 桜蔭高等学校 | 中高一貫校 |
大学 | 東京大学 法学部 | 2009年入学、2013年卒業 |
中学・高校時代
篠原さんの中学時代は、福岡市での小学校卒業後、上京して首都圏の難関校である「桜蔭中学校」に進学したことから始まります。
福岡から東京の桜蔭中学を受験するという挑戦は、当時小学生だった彼女にとっては大きな決断でもあったように思えます。
「社会を変える力を身につけたい」その強い思いが原動力になったと語られているようです。

小学生から強い信念を持って行動に移すのはなかなかできないこと…尊敬します
桜蔭中学校では、持ち前の好奇心と行動力を発揮し、勉学だけでなく様々な活動にも積極的に取り組んでいたそう。
小学校時代から「ゆとり教育はなくすべき、将来は文部科学省大臣になって日本の教育を変えたい」と卒業文集に書くほど教育や社会問題への関心が高く、その志は中学時代にも受け継がれていたようです。
中学時代は、地方から難関中学へ進学する挑戦と、社会を良くしたいという強い意志が特徴的なように感じます。
高校時代(桜蔭高等学校)
高校時代は、東京都内の名門女子校である「桜蔭高等学校」で青春期を過ごしています。
桜蔭中学校からそのまま進学し、学業に励むとともに、社会や教育への関心をさらに深めていきました。
前述にもあるように、彼女は幼い頃から「社会を変える力を身につけたい」という強い思いを持っており、高校時代も変わらずその志を持ち続けていたようです。
桜蔭高等学校は全国屈指の進学校として知られ、厳しい学習環境の中で知識や論理的思考力を磨いています。
高校時代には、憲法や社会保障など社会の仕組みに関心を持ち、将来的に社会に貢献したいという意識がさらに強まったとされています。
このように高校時代は、難関校での学びと社会への問題意識を深める時期であり、のちの東京大学進学や政治家としての活動の原点となる重要な期間だったともいえるでしょう。
大学時代(東京大学)
2009年に東京大学(文科I類)に入学し、2013年に法学部を卒業しています。
在学中は憲法や行政法を中心に学び、特に社会保障法に強い関心を持っていたようです。
大学時代のゼミでは「子どもの権利と福祉」をテーマに研究し、卒業論文では「日本の児童福祉政策の課題と展望」を執筆しています。
同級生からは「議論の場では常に論理的で、現実的な解決策を提案する学生だった」と言われていたそうです。



理想と現実のバランスを取る能力に長けていたことがうかがえますね。
東京大学法学部で得た知識と経験は、のちに民間企業での勤務や東京都議会議員としての政策立案に大いに活かされていることだと思います。
しのはらりか(篠原里佳)の経歴
(引用元:YouTube「しのはらりかチャンネル」より)
篠原さんは大学卒業後に「JR東海」(東海旅客鉄道株式会社)に入社し、鉄道業界で社会人としての第一歩を踏み出します。
その後、「三菱UFJリサーチ&コンサルティング」(シンクタンク系コンサルティングファーム)に転職し、政策分析やコンサルティング業務に従事していました。
2017年からは「大手広告代理店」(博報堂)で勤務し、マーケティングや広報、消費者心理分析などのスキルを磨いています。
2021年には第一子(先天性ミオパチーという難病を持つ医療的ケア児)を出産。
子育てと医療・福祉の現場で多くの課題に直面したことが、政治を志すきっかけと語っていたそうです。
2022年には一般社団法人村上財団のパブリックリーダー塾に参加し、2023年には認定NPO法人フローレンスの政策提言部署で社会人インターンを経験しています。
そして、2024年には社会福祉士の資格も取得しています。



行動力や学びへの貪欲さは素晴らしいですね!
その後、品川区長・森澤恭子氏の事務所で「都政担当秘書」を務めています。
2024年7月の東京都議会議員補欠選挙では無所属ながら約6万票を獲得し初当選。
自身の経験を活かして、子育て支援や福祉、医療的ケア児支援、防災、経済政策など幅広い分野で現実的な政策提言を行っています。
篠原さんは、エリートな学歴と多様な民間企業での経験、そして医療的ケア児の母親という当事者視点を融合させた、新しいタイプの政治家として注目されています。
鉄道会社(JR東海)で勤務
2013年に東京大学を卒業後、「JR東海」(東海旅客鉄道株式会社)に入社しています。
JR東海では新卒社員として社会人生活をスタートさせ、鉄道業界での実務経験を積みました。
具体的な配属部署や担当業務の詳細は公表されていませんが、JR東海での勤務を通じて、大規模インフラ企業の組織運営や現場の課題、社会インフラの重要性について理解を深めたものと考えられます。



「新幹線の車掌」を務めたことがあるとSNSでは語っています。
篠原さんは「民間企業での経験があるからこそ、行政の非効率な部分や改善点が見える」と後に語っており、JR東海での経験がその後のキャリアや政策提言に活かされていることがうかがえます。
なお、JR東海での在籍期間は短く、同年中にシンクタンク系コンサルティングファームへ転職していますが、鉄道会社での経験は社会の基盤を支える現場を知る貴重なものとなっています。
広告代理店(博報堂)で勤務
JR東海やシンクタンク勤務を経て、2017年には大手広告代理店「博報堂」に入社し、マーケティング職として勤務していました。
博報堂での業務内容は公には語られていませんが、「消費者心理の分析や市場調査」、「広告戦略の立案」、「広報活動」など、企業のマーケティング活動を幅広くサポートする業務に従事していたと考えられます。
広告代理店での経験を通じて、彼女は「民間企業で働くビジネスマンとしての視点」や「一般的な感覚」を大切にしながら、社会課題や政策課題への現実的なアプローチ力を養ってきたようです。
後に政治活動や政策提言にも大きく活かされています。
また、博報堂でのマーケティング業務は、情報発信力やコミュニケーション力、データ分析力など多様なスキルを身につける機会となっています。



都議会議員としての活動(情報発信)にも役立っていますね!
彼女自身も「広告業界での経験は、政策を伝える力、共感を得る力につながっています」と語っており、現在の政治活動に活かされているようです。
医療的ケア児の母親として
2021年の第一子出産が、彼女の人生の大きな転機となっています。
生まれた息子が「先天性ミオパチー」という難病を抱える「医療的ケア児」であったことから、医療、福祉、行政のあり方について深く考えるようになったそうです。
「息子の入院中、付き添いの親のためのベッドがなく、何日も椅子で過ごしました。退院後も利用できるサービスが限られていて、本当に困りました」と、当時の苦労を語っています。
自身が「都議会議員唯一の医療的ケア児の親」であることをSNSで公言し、子育てや医療現場での経験を政策や社会活動に活かしています。
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(引用元:しのはらりか「Instagram」より)
東京都議会議員として、医療的ケア児や障害児、その家族が安心して暮らせる社会の実現を目指して活動している姿は本当にご立派で、応援したい気持ちになりますね。
日々の生活やケアの中で感じた課題や葛藤についても発信されており、「どんな家族も子育てを楽しめる社会」を目指しているとのこと。
子どもの居場所づくりや保育・教育現場の支援、医療的ケア児への理解促進に積極的に取り組んでいる姿は本当に素敵です。
そして2022年には、一般社団法人村上財団「パブリックリーダー塾」に参加。
2023年に認定NPO法人フローレンスの政策提言部署で社会人インターンを経験し、2024年には「社会福祉士」の資格も取得しています。
しのはらりか(篠原里佳)のプロフィール


(引用元:しのはらりか「ホームページ」より)
【プロフィール】
名前:しのはらりか(篠原里佳)
生年月日:1990年5月25日(35歳)
出身地:福岡県福岡市
現職: 東京都議会議員(品川区選出・無所属)
会派:無所属(東京・品川からやさしい未来を)
家族:1児の母
まとめ
篠原里佳さんが多くの支持を集める理由は、名門の中学校・高校から東京大学法学部卒業という「エリート学歴」と、JR東海、シンクタンク、博報堂という「多様な民間企業での実務経験」、そして「医療的ケア児の母親」という当事者経験の3つを併せ持っているからだと感じています。
【経歴の特徴】
・高い学歴:桜蔭中高から東大法学部という名門校での学び
・豊富な民間経験:JR東海、シンクタンク、博報堂での多様な実務経験
・当事者視点:医療的ケア児の母親としての実体験
・専門知識:社会福祉士としての専門性
「政治は遠い世界ではなく、私たちの日常に直結するもの。一人ひとりの声を大切に、やさしい未来を一緒に作っていきたい」という彼女の言葉に、新しい時代の政治家としての理念が表れているように思えます。
今後も、東大出身のエリートでありながら医療的ケア児の母親でもあるという二面性を活かして、「やさしい未来」の実現に向けて活動を続けてほしいところです。
35歳という若さで都議となった彼女の今後の活動に、引き続き注目です。